物件概要

種別
一戸建て(木造2階建・4LDK・延床105㎡)
所在地
福岡市東区香住ヶ丘
築年数
築28年
売却理由
相続(2年間空き家)
担当
蒲池 美鈴

売主 R.O様(50代女性)のケース

R.O様のお父様が亡くなったのは2023年の春。東区香住ヶ丘にある実家は、それ以来2年間空き家のままでした。

「いつか片付けよう」「もう少し気持ちの整理がついてから」——そう思っているうちに月日が過ぎ、気づけば2年。近隣から「庭の草が道路にはみ出している」と連絡が入ったことをきっかけに、ようやく動き出しました。

2年間の放置コストを計算してみると

蒲池がR.O様と一緒に、2年間の放置コストを洗い出しました。

項目金額
固定資産税(2年分)約32万円
火災保険(2年分)約8万円
草刈り・清掃(3回)約12万円
雨漏り修繕約35万円
シロアリ駆除約15万円
合計約102万円

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特に痛かったのは雨漏りとシロアリです。人が住んでいれば早期に気づいて小さな修繕で済んだはずが、2年放置したことで被害が拡大していました。

空き家放置のリスク

空き家は人が住んでいる家より劣化が早く進みます。換気がないため湿気がこもり、カビやシロアリの温床になります。年間の維持費に加え、建物の資産価値自体も急速に下がります。

査定 — 2年前なら200万円高かった可能性

蒲池の査定額は1,850万円。土地の価値は変わりませんが、建物の劣化が進んだ分、古家付き土地としてのマイナス評価が大きくなっていました。

蒲池の試算では、2年前に売却していれば2,050万円程度で売れた可能性があります。放置コスト102万円と合わせると、約300万円の機会損失です。

売却の経過

売り出し価格は1,980万円。蒲池は修繕履歴を正直に開示し、雨漏り・シロアリの処置が完了していることをアピールしました。

売り出しから3週間で建売業者から1,880万円の購入申込み。蒲池が交渉し、1,900万円で合意しました。

成約結果

成約結果

1,900万円

査定額 1,850万円 → 成約価格 1,900万円
乖離率 +2.7%|売却期間 52日

R.O様の声

「もっと早く動いていればと、今でも後悔しています。でも蒲池さんが『今からでも遅くないですよ』と言ってくれたおかげで、前に進めました。これ以上放置していたら、もっと損していたと思います。空き家をお持ちの方には、とにかく早く相談することをお勧めします」

R.O様(50代)

「空き家の放置は「目に見えないコスト」が積み重なります。R.O様のケースは、まさにその典型でした。相続した不動産の売却は感情的に難しいものですが、放置すればするほど選択肢は狭くなります。「迷っているなら、まず相談だけでも」とお伝えしたいです。」

Base-up 久保 塁

※ 本事例はプライバシー保護のため、所在地を同区内の別町に、価格を±10%の範囲で変更しています。築年数と売却の流れは実際のものです。