物件概要

種別
一戸建て(木造2階建・4LDK・延床115㎡)
所在地
福岡市早良区原
築年数
築40年
売却理由
相続(父が他界・相続人は東京在住)
担当
久保 塁

売主 M.S様(50代男性)のケース

M.S様は東京で会社員をされている50代の男性です。2025年にお父様が亡くなり、早良区原にある築40年の実家を相続しました。お母様はすでに他界されており、相続人はM.S様おひとりです。

実家には30年以上帰っておらず、建物の状態もわからない。東京から福岡に何度も通うのは難しい——そんな不安を抱えてBase-upにお電話をいただきました。

「何から始めればいいのかわからない」

M.S様が直面していた課題は大きく3つありました。

遠方相続の3つの壁

1. 相続登記が未了 — 名義がお父様のままで売却できない
2. 建物の状態が不明 — 雨漏り・シロアリなどの懸念
3. 現地に行けない — 平日は仕事、週末に福岡往復は現実的でない

久保はまず、「現地に来なくても進められます」とお伝えしました。相続登記は提携の司法書士がオンラインで対応可能。現地調査は久保が代行し、写真と動画で報告する。お客様が福岡に来る必要があるのは、契約時の1回だけです。

現地調査 — 想像より状態は良かった

久保が現地を訪問したところ、屋根と外壁に経年劣化はあるものの、構造躯体はしっかりしていました。シロアリの被害もなく、室内も片付ければ十分見せられる状態です。

土地は約55坪の整形地で、前面道路も6m。住宅地として需要のあるエリアでした。久保は調査結果を写真40枚・動画3本にまとめ、M.S様にLINEで共有しました。

査定と販売戦略

査定額は1,980万円。築40年の建物価値はほぼゼロですが、土地としての価値が十分にあります。

売り出し価格は交渉余地を含めて2,180万円に設定。古家付き土地として、建売業者と注文住宅希望の個人の両方にアプローチしました。

遠方のお客様の負担を減らすため、残置物の撤去は久保が手配した業者に一括依頼。費用は約25万円で、売却代金から精算する形にしました。

詳しくは「残置物・家財処分の段取り」をご覧ください。

売却の経過

売り出しから2週間で問い合わせが4件。3週間目に注文住宅を検討中のご夫婦から内見希望がありました。久保が立ち会い、土地の魅力と周辺環境を丁寧に説明。

4週間目に2,050万円で購入申込みが入りました。久保がM.S様と電話で相談し、「2,050万円は査定額を上回っているので、受けてよいと思います」とアドバイス。M.S様も納得され、契約に進みました。

成約結果

成約結果

2,050万円

査定額 1,980万円 → 成約価格 2,050万円
乖離率 +3.5%|売却期間 87日

M.S様が福岡に来られたのは契約時の1回だけ。相続登記から残置物撤去、販売活動、契約手続きまで、すべてリモートで完結しました。

M.S様の声

「正直、福岡に何度も通わないといけないと思っていたので、1回で済んだのは本当に助かりました。久保さんが写真や動画でこまめに報告してくれたので、東京にいても安心でした。父の家を手放すのは複雑な気持ちでしたが、良いご家族に買っていただけたと聞いて、ほっとしています」

M.S様(50代)

「遠方相続の売却は「現地に行けない」というハードルが大きいのですが、今はオンラインで大半の手続きが完了します。大切なのは、現地の状況を正確に把握して、お客様に判断材料をしっかりお届けすること。写真と動画で「見える化」することを心がけています。」

Base-up 久保 塁

※ 本事例はプライバシー保護のため、相続関係・物件所在地・価格の一部を変更しています。お客様が直面された課題と解決の流れは実際のものです。