書類が必要になるタイミング

書類が揃っていなくても、売却相談は今すぐ始められます。「書類が足りないから相談できない」と思って後回しにしている方がいますが、それは誤解です。必要書類は3段階に分かれており、最初に全部揃っている必要はありません。ただし、ここで詰まると売却が1〜2ヶ月遅れるポイントがあります。先に知っておいてください。

ただし、権利証(登記識別情報)など、紛失している場合は再発行に時間がかかるものもあります。早めに手元にあるかだけでも確認しておくと安心です。

不動産売却に必要な書類一式

査定・媒介契約時に必要な書類

査定依頼〜媒介契約

登記済権利証 または 登記識別情報通知物件の所有者であることの証明。紛失時は司法書士による本人確認手続きで代替可能
固定資産税納税通知書毎年4〜6月に届く通知書。税額の確認と登録免許税の算出に使用
本人確認書類運転免許証・マイナンバーカード等。共有名義の場合は全員分
購入時の売買契約書・重要事項説明あれば。取得価格の確認(譲渡所得税の計算に必要)
間取り図・パンフレットあれば。販売図面の作成に活用

査定時はすべて揃っていなくてもOK

査定のご依頼時には、上記が揃っていなくても対応できます。Base-upでは「何が必要で何が足りないか」を最初にお伝えし、取得のサポートもいたします。

売買契約時に必要な書類

売買契約締結時

印鑑証明書(3ヶ月以内)市区町村の窓口で取得。1通300円
実印印鑑証明書に登録された印鑑
収入印紙売買金額に応じた印紙税。不動産会社が手配する場合が多い
付帯設備表エアコン・照明・給湯器等の残置物リスト。不動産会社が書式を用意
物件状況等報告書雨漏り・シロアリ・境界紛争等の告知。不動産会社が書式を用意

決済・引き渡し時に必要な書類

決済・引き渡し

登記済権利証 または 登記識別情報通知査定時と同じもの。決済時に司法書士に提出
印鑑証明書(3ヶ月以内)契約時のものが期限切れの場合は再取得
住民票(3ヶ月以内)登記上の住所と現住所が異なる場合に必要
固定資産評価証明書市区町村で取得。登録免許税の計算に使用
抵当権抹消書類住宅ローン残債がある場合、金融機関が用意
鍵一式スペアキー含む全ての鍵

物件種別ごとの追加書類

物件種別追加で必要な書類
マンション管理規約・使用細則、修繕積立金の額がわかる書類、長期修繕計画書、総会議事録(直近のもの)
一戸建て建築確認済証・検査済証、建物図面(あれば)、境界確認書(あれば)
土地測量図確定測量図があればベスト)、境界確認書、地積測量図
相続物件遺産分割協議書、被相続人の戸籍謄本(出生〜死亡)、相続人全員の戸籍謄本

書類の取得先と費用

書類名取得先費用目安
印鑑証明書市区町村窓口 / コンビニ300円
住民票市区町村窓口 / コンビニ300円
固定資産評価証明書市区町村窓口300円
登記事項証明書法務局 / オンライン480〜600円
戸籍謄本本籍地の市区町村450円

マイナンバーカードがあれば便利

マイナンバーカードがあれば、印鑑証明書・住民票・戸籍謄本などがコンビニで取得可能です(福岡市対応済み)。平日に役所に行けない方には特に便利です。

見つからない書類がある場合

書類が見つからなくても、売却できないわけではありません。よくあるケースと対処法をご紹介します。

権利証(登記識別情報)を紛失した場合

再発行はできませんが、司法書士による本人確認手続きで代替できます。費用は3〜10万円程度。決済日までに手続きが必要なので、早めにご相談ください。

購入時の契約書・領収書が見つからない場合

譲渡所得税の計算で取得費が証明できなくなり、売却価格の5%を取得費として計算されるため、税額が高くなるリスクがあります。仲介会社やハウスメーカーに控えが残っている場合もあるので、まずは問い合わせてみましょう。

境界確認書がない場合

土地や一戸建ての場合、境界が未確定だと買い手がつきにくくなります。確定測量を新たに行うことで解決できます(費用30〜80万円、期間2〜3ヶ月)。