博多区で今売り出されている中古マンションは662件。直近90日で506件の売出が終了しました。
当社が日次で収集・名寄せしている売出データから、博多区の中古マンションだけを取り出して毎週定点観測しています。中古マンションを売るときの考え方は 中古マンションの売却マーケットレポート にまとめています。
売出中
662件
直近90日の売出終了
506件
売出価格の中央値
2,690万円
㎡単価の中央値
48.6万円/㎡
値下げ経験率
48%
博多区の中古マンション|築年帯ごとの水準
ご自身の物件が属する築年帯の水準を起点に、個別条件で上下させるのが実務的な考え方です。
| 築年帯 | 売出中 | 直近90日の売出終了※ | 売出価格の中央値 | 専有面積の中央値 | ㎡単価の中央値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 築10年以内 | 109件 | 49件 | 3,490万円 | 38.7㎡ | 83.8万円/㎡ |
| 築11〜20年 | 75件 | 41件 | 3,580万円 | 53㎡ | 60.2万円/㎡ |
| 築21〜30年 | 131件 | 80件 | 3,690万円 | 72㎡ | 53.5万円/㎡ |
| 築31〜40年 | 160件 | 82件 | 1,324万円 | 46.9㎡ | 34.2万円/㎡ |
| 築41年以上 | 136件 | 58件 | 2,050万円 | 55.3㎡ | 35.8万円/㎡ |
※ 築年が判明している物件のみで集計しています(対象の68%)。
博多区の中古マンション|専有面積帯ごとの水準
| 専有面積帯 | 売出中 | 直近90日の売出終了※ | 売出価格の中央値 | 専有面積の中央値 | ㎡単価の中央値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 50㎡未満 | 272件 | 192件 | 1,495万円 | 26㎡ | 54.8万円/㎡ |
| 50〜70㎡ | 210件 | 187件 | 2,695万円 | 61.9㎡ | 41.6万円/㎡ |
| 70〜90㎡ | 153件 | 114件 | 3,780万円 | 77.3㎡ | 48.6万円/㎡ |
| 90㎡以上 | 27件 | 13件 | 3,798万円 | 98.4㎡ | 38.6万円/㎡ |
福岡市7区の中での博多区の位置づけ
博多区の中古マンションは、㎡単価の中央値が48.6万円/㎡で、7区中3位。福岡市全体(47.5万円/㎡)と比べて+2%の水準です。値下げ経験率は48%(福岡市全体は49%)です。
| 区 | 売出中 | 直近90日の売出終了※ | 売出価格の中央値 | ㎡単価中央値 | 値下げ経験率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 中央区 | 1,048件 | 710件 | 4,190万円 | 64.3万円/㎡ | 47% |
| 早良区 | 340件 | 219件 | 4,480万円 | 61.5万円/㎡ | 50% |
| 博多区 | 662件 | 506件 | 2,690万円 | 48.6万円/㎡ | 48% |
| 東区 | 705件 | 451件 | 3,200万円 | 43.2万円/㎡ | 48% |
| 西区 | 260件 | 199件 | 2,980万円 | 39.3万円/㎡ | 51% |
| 城南区 | 182件 | 123件 | 2,489万円 | 33.7万円/㎡ | 53% |
| 南区 | 565件 | 365件 | 2,480万円 | 33.3万円/㎡ | 54% |
博多区の中古マンション|レインズ成約データ(当社集計・2025年7月〜2026年9月)
実際に「いくらで成約したか」の水準感です。当社がレインズ(不動産流通機構)の成約事例を集計した統計値で、個別の事例は公開していません。売出中の物件とは築年・面積の構成が違うため、上の売出価格の中央値と直接引き算しないでください。
| 種別 | 成約件数 | 成約価格の中央値 | ㎡単価の中央値 | 最終売出価格からの値引き率 |
|---|---|---|---|---|
| マンション | 82件 | 1,905万円 | 47.1万円/㎡ | 2.4% |
このデータをどう読むか — 博多区でマンションを売る方へ
よくある質問
- 博多区の中古マンションは今いくらで売り出されていますか?
- 662件が売出中で、売出価格の中央値は2,690万円(48.6万円/㎡)です。ただし築年数と面積で水準が大きく変わるため、ページ内の築年帯別・面積帯別のテーブルでご自身の物件に近い区分をご確認ください。
- 売り出してから値下げすることになりますか?
- 博多区の中古マンションでは、売出中の物件のうち48%が販売中に3%以上の値下げを経験しています(値下げ幅の中央値は6.1%)。値下げが前提になるかどうかは、最初の売出価格の付け方でほぼ決まります。
- 築古のマンションでも売れますか?
- 築年帯別のテーブルのとおり、築30年超の区分にも売出・売出終了の実績があります。築年数が古いほど㎡単価は下がりますが、価格が水準に見合っていれば取引は成立しています。管理状態と価格設定の2点が判断材料になります。
- ※ 売出終了: ポータル掲載が確認できなくなった件数。成約のほか取り下げ・掲載替えも含む目安値です。
- 売出データ: 主要不動産ポータルの掲載情報を当社が横断収集し、同一物件の重複を除去した統計値(2026年9月集計)。
- 値下げ関連: 一定期間以上観測できた売出物件のうち、販売中に3%以上価格が下がったものを「値下げ経験」としています。サンプルが少ない区分は「ー」表示。
- レインズ成約データ: 不動産流通機構(レインズ)の成約事例を当社が集計した統計値です。個別の成約事例は公開していません。件数10件未満の区分は非表示。当社が査定・売却支援の際に参照した事例の集計のため、築年・面積の構成が売出中の物件とは異なり、売出価格の中央値との単純比較はできません。
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博多区の中古マンション市場で注目される点は、値下げ経験率が48%と、売出中の2件に1件近くが販売期間中に3%以上の値下げを経験していることです。福岡市全体の同種別における値下げ経験率49%とほぼ同水準であり、博多区に限った特殊な傾向ではなく、市場全体として強気の初期価格設定が調整されるケースが多い状況を示しています。また、築年帯別のデータでは、㎡単価が築10年以内(83.8万円)から築11〜20年(60.2万円)、築21〜30年(53.5万円)と推移する一方、価格の中央値は3,490万円→3,580万円→3,690万円と築古になるにつれて上がっています。これは面積中央値が38.7㎡→53㎡→72㎡と広くなっていることが主な要因です。
売主が価格設定を考えるうえでの参考として、当社集計のレインズ成約データでは最終売出価格からの値引き率の中央値は2.4%にとどまっています。値下げ経験率が48%・値下げ幅の中央値が6.1%であることを踏まえると、大幅な値下げを経た物件でも最終的な成約時の値引き幅は比較的小さい傾向があります。面積帯別では50㎡未満の売出中件数が272件と最も多く、㎡単価は54.8万円と高めです。ご自身の物件の面積・築年をもとに該当する帯のデータと比較しながら初期価格を検討することが、その後の値下げ調整を最小限に抑えるうえで重要なポイントといえます。